あなたは日々の暮らしの中で“生きづらさ”や”毎日を生きるので精いっぱい”といった気持ちを抱いたことはあるだろうか。
今多くの人がこうした生きづらさを抱えて悩み苦しみながら毎日を懸命に生きている。
企業に勤めて快適な生活ができる時代はとうの昔に終わりを告げた。
知識がない者は淘汰されていくこの現代でどうすれば生き残れるのか、そのヒントがここに詰まっている。
この日本という国はバブル崩壊以降名目賃金はほとんど上昇せず、度重なる消費税増税、派遣法改正による規制緩和、リーマンショックからのデフレによる就職氷河期などによって生活難易度が徐々に上がり続けてきた。
この失われた30年によって日本は国際競争力を失い、長期にわたる経済の停滞を招き、企業の倒産は増加の一途、若者の自殺者数は近年では最多になるなど絶望的ともいえる状況に陥ってしまった。
潜在国民負担率は62%で自由に使えるお金は減らされ続け、世界幸福度ランキングでは2025年時点での順位は55位と、先進国中最下位となった。
この現状を憂いて海外移住していった人や移住しようと考えている人もいるかもしれないが、日本国内の経済状況、治安の良さ、生活快適性や就業のしやすさ、福祉制度の充実度を海外の主要国と比べたら日本の右に出る国はない。
海外移住した人や旅行で宿泊した人の体験や動画を見れば一目瞭然だが、海外の暮らしは日本より不便な場合が多く、国や地域ごとにルールや文化も様々だ。
価値観が変わって海外の良さに気付けることは間違いないが、文化も風習も異なる海外で暮らしていくには現地の言葉を覚える必要があるし、日本より物価上昇が激しい国では家賃支払いや食料品の確保など生活難易度が日本より高いことも少なくない。
いずれにしても海外移住をするなら入念な準備と計画が必要ということだ。
日本の治安の良さ、生活満足度は世界的に見ても上位に位置している。
- 殺人強盗などの犯罪の数は圧倒的に少ない。
- 電気水道ガス空調通信といった生活インフラが日本中どこでも利用できる
- バリエーション豊かで高品質な食事がどこでも手軽にできる。
- 国民皆保険制度、高額療養費制度が整っており医療費は大幅に軽減されている。
他にも交通網や公共施設の充実、街中のポイ捨てが少ないなど細かいものを挙げればきりがないが、日本での暮らしは他の先進国よりも快適なのである。
とは言っても、その快適な生活も徐々に失われつつあるといえるだろう。全国的なコメ価格の上昇、歴史的な円安の進行さらには異常気象の増加で夏場に気温が急上昇、豪雨災害による野菜の不作や空調使用量が増加、食費と電気代が家計を圧迫している。
多くの人が使えるお金が少なくなり生活が苦しいと訴える状況の中、副業や起業をして脱サラする人、株式投資やAIを利用した新規事業を立ち上げて大成功しているだけでなく、初心者向け講座を開いて動画講座を公開しその講座の受講者が続々と利益を出して生活が豊かになったなど、情報格差と行動格差ともいえる状況が続発している。
ここでは日本という国がどれくらい厳しい状態で我々がどんな環境に置かれているのか、これから迎えつつある悲惨な現実と未来について解説していく。
そしてあなたがこの厳しくて苦しい環境下においても
- 自分だけでなくあなたの周りの人と一緒にするべき具体的な行動
- 生きるのがつらい・苦しいといった悩み事や不安を180度一変させる方法
- ネガティブな意識を逆転させて豊かに生きていく考え方
を完全主観で助言していく。
誤った知識や不確定情報が各所に含まれていることはご了承願いたい。
目次
- 円安という不況に突入した日本の末路
- これからは普通の生活が贅沢になる
- 婚活市場からは男が消え、女余りが加速している
- 国や組織は馬鹿で無知な人からお金を奪っていく
- 貧困層が拡大し、富裕層との格差がさらに広がる
- テレビ新聞は洗脳装置、スマホ依存は脳を破壊する
- 知識でひたすら理論武装する
- 本を読むことの重要性
- 図書館・書店に足を運ぶ
- お金の知識はサバイバル術
- 勉強・学びに終わりはない
- 神道・仏教や日本の隠された歴史
- 足るを知る者は富む
- マジメな性格をやめる
- 他人や過去は変えられない
- あなたの存在価値
- 魂は永遠だが、肉体でしか苦痛を体験できない
- 見えない世界の存在を受け入れ生活に取り入れる
- 科学的に証明された幸福度が高まる行動
- 人に喜ばれることをするのが目的
- 内容のまとめ
1.円安という不況に突入した日本の末路
増え続ける国民負担と生活コスト
冒頭で述べた通り、1989年に導入された消費税は段階的に引き上げられ、国民年金保険料や支払わざるを得ないお金の割合を示す国民負担率は46%。2022年以降、電気・水道・ガス・ガソリンといった生活コストは年を重ねるごとに値上がりし、食費を賄うのに精一杯という家庭が少なくない。趣味や旅行といった娯楽に回す余裕も削られ、まさしく“生きるのに精いっぱい”の時代が訪れている。
円安と物価高が追い打ち
さらに追い打ちをかけているのが、長期化する円安と物価高である。輸入に依存する日本では、食料や燃料、日用品までが海外価格に直結する。これまで当たり前に買えていた果物や魚、あるいはちょっとした外食でさえも気軽に楽しめなくなった。スーパーで国産品より安い輸入品を選ぼうとしても、その輸入品さえ高騰しているのが現実だ。
減る可処分所得と生活防衛
給料は上がらず、税と社会保障の負担は増える。結果として可処分所得は目減りし、家計のやり繰りは厳しさを増す。共働き世帯であっても子育てや教育費の確保で精一杯となり、「普通の生活」がすでに特権のように思える状況だ。冷暖房の使用を我慢し、車の利用を控えるといった“生活防衛”が常態化し、人々の暮らしの質は確実に低下している。
数年後に待つ社会の姿
今後数年を見通すと、エネルギーや食料の自給率の低さを抱えたまま円安基調が続けば、日本の物価上昇は止まらない。高齢化による医療・介護費の膨張に伴い、さらなる増税や社会保険料の引き上げも避けられないだろう。家計の余裕は一段と削られ、子どもの習い事や家族旅行といった「かつての当たり前」がぜいたく品とみなされる未来も現実味を帯びてきている。
生き抜くために必要なもの
この流れを逆転させるには、政府の大胆な経済政策や構造改革が不可欠だ。しかし現状では即効性のある策は乏しく、国民一人ひとりが「どうやって生き抜くか」を模索しなければならない時代になっている。節約術や副業といった“自助努力”が生活の前提条件になることは間違いない。
精神的な豊かさを求めて
つまり、かつての日本人が「当たり前」と考えていた暮らしそのものが、これからは“ぜいたく”と呼ばれる日常になる。しかし同時に、人と人との助け合いや地域のつながりが再び注目され、節約の中にも精神的な豊かさを求める動きが強まる可能性もある。小さな喜びや工夫が、これからの“ぜいたくな日常”の基盤となるだろう。
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