2.知識でひたすら理論武装する
本を読むメリットを次にあげてみよう
- 自身の知識の量と質が増す
- 心が落ち着くことで集中力が身につく
- その本の内容に関して自分の興味が広がる
- 筆者の独自な価値観や豊富な経験談を知れる
- 新しい日本語や漢字、言葉の表現力が得られる
- その本の内容以外の興味がなかったことにも興味がわいてくる
- 全国各地や日本と海外との生活感の比較など、ほかの地域のことが知れる
- 筆者やその知人の生き方や仕事・やり取りを知ることで生活のヒントを得られる
- 似たような内容の本でも異なる切り口や解説の仕方で、物事を多角的に見る力が身につく
- 生きていく上で悩みがちなことや失敗をどう成功につなげていくか、解決方法を教えてくれる
といったように、本を読むことで得られるメリットはとても多い。
大人になってから読書を本格化
わしも大人になって本を何冊も読むようになったが、毎冊読むたびに「こういう考え方もあるのか」「日本人にはほとんどない発想だな」という事実を知ることができて面白い。筆者の子供時代や仕事での成功談や失敗談、海外渡航経験や心境の変化まで赤裸々に語られているので感情移入できるし、何より自分の人生を豊かにするためのヒントが大量にちりばめられているからとても参考になる。
紙の本で知識を得る
YouTubeや各種SNS、AIチャットでも知識は得られるじゃないかと言いたくなる気持ちもわかるが、前述したとおりスマホの使用時間が増えることは脳にとって悪影響を及ぼすのでできるだけ減らしたい。電子書籍、パソコンも同様だ。
ではどうするかといえば、画面を見ること以外で情報を得ればいい。最適解が書籍を読むことだ。書籍であればバッテリーの減りや目の疲れを最小限に抑えることができるし、気分転換にマンガや小説を読むのもいいだろう。何もスマホを絶対に見るなと言うわけではない。長時間頻繫に見ることが問題なのだ。
スマホ依存気味の人は先ずは休みの日に図書館や書店に足を運んでみよう。
図書館・書店に足を運ぶ
前項で図書館や書店に行ってみようと述べたが、なぜわざわざ図書館や書店に行く必要があるのかという疑問もあるだろう。今なら欲しい本はAmazonや楽天市場で買えるし、電子書籍化された本も多数出てきている。面倒だから家から出る必要はないと思う人もいるだろう。理由として大きいのは、環境を変えて新しい刺激を受けたたほうが読書に集中できるという点が挙げられる。
環境を変えて集中する
自分の自宅といった住み慣れた環境下では好きな時に飲み食いできるしスマホもいじり放題、ゲームやアニメが見られるなど誘惑がたくさんあってついダラダラしてしまいがちだ。
一方図書館や書店といった公共の場所では飲食が禁止されていることがほとんどで、周りの人の目線もある。スマホは禁止されていないが、周りに本がたくさんあるんだったらとりあえず読んでみようという気に自然となる。それによって適度な緊張感が生まれ、読書に集中しやすくなるというわけだ。
快適空間で集中力アップ
しかも夏でも冬でも空調が効いた快適な空間で長時間いられるというおまけつきだ。書店で長時間立ち読みをするのはお勧めしないが、図書館なら長時間滞在しても問題ない。特に夏場冬場は自宅での休日の冷暖房使用時間を減らすために図書館に行くというのがおすすめだ。
図書館と書店の使い分け
図書館は全体的に数年前に出版された本が多く、最新の書籍や話題書などが少ないことが多い。新しい書籍は取り寄せをすれば読めるようになるが、読む本が決まっておらず、とりあえず何でもいいから新しい本を読みたいというのであればTSUTAYAやBOOKOFFに行くのがいいだろう。図書館だけにこだわらず近所のいろいろな書店に行って適当に眺めていれば自分にピッタリな本が必ず見つかるはずだ。
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