――資本主義を支える「常識」とマスコミ報道の裏側
まえがき|なぜマスコミは不倫を過度に叩くのか?
不倫報道を見るたびに、
「またこの話題?」「もっと他に報道することがあるのでは?」
そう思ったことはありませんか?
芸能人の不倫が発覚すると、連日ワイドショーで特集され、
SNSでは「不倫は許せない」「気持ち悪い」「モラルがない」といった声が溢れます。
不思議に思いませんか?
当事者同士の問題であるはずの出来事を、
なぜ関係のない一般人がここまで強い言葉で非難するのでしょうか。
この記事では、
結婚制度・不倫バッシング・マスコミ報道を
「陰謀論」ではなく社会構造と人間心理の視点から読み解きます。
価値観を揺さぶる内容ですが、
「考え方の選択肢」を増やすことが目的です。
結婚制度はなぜ社会の中心に置かれたのか
結婚制度は「愛の形」として語られることが多いですが、
同時に社会を安定させる装置でもありました。
歴史的に見ても、結婚は家族単位での管理、
労働力の安定供給、財産や責任の所在を明確にする役割を担ってきました。
資本主義社会では、
人が長期間・安定的に働くことが前提になります。
結婚し、家庭を持ち、生活費や教育費を背負うことで、
人は仕事を簡単に辞めにくくなります。
「なんで世の中って、こんなに働くことが前提なんだろう」
そう感じる人にとって、
結婚制度は安心であると同時に、
労働に集中させる仕組みとして機能してきた側面も否定できません。
権力と税金|なぜ「安定した人生」が好まれるのか
国家や社会の運営において、
税金は欠かせない存在です。
そのため、権力側は民衆に
「長く働き、安定した収入を得て、税金を払い続けてほしい」
と考える構造を持っています。
安定した家庭、安定した仕事、安定した人生。
これらは聞こえが良い一方で、
人を一定のレールに乗せ続ける効果があります。
女遊びや放浪的な生き方は、
仕事の継続性を下げるリスクがあります。
そのため、
「浮気や不倫は悪」「誠実であるべき」という
強い常識づくりが必要とされてきました。
これは善悪の話ではなく、
社会を回すための合理性の問題です。
芸能人不倫報道はなぜここまで誇張されるのか
芸能人の不倫は、
社会にとって極めて「使いやすい題材」です。
なぜなら、
誰もが理解しやすく、感情を刺激しやすいからです。
マスコミは
「浮気=悪」「不倫=許されない」という構図を
繰り返し強調します。
その結果、
視聴者の中に強い印象が刷り込まれていきます。
「マスコミは不倫を引っ張りすぎ」
「もっと他に報道することがある」
そう感じる人も多いでしょう。
それでもこの報道が続くのは、
視聴率・広告・世論誘導のすべてにおいて
効率が良いからです。
不倫を叩く人の心理|なぜ人は他人を裁きたがるのか
不倫を叩くとき、人は
一時的な快感を得ることがあります。
心理学的には、
「悪を裁く行為」は脳内で快楽物質が出やすいとされています。
自分は正しい側にいる。
相手は悪い。
この構図は、とても分かりやすく、安心感を与えます。
仕事がつまらない、人間関係に疲れている、
生きづらさを感じている人ほど、
この快感に引き寄せられやすい傾向があります。
誹謗中傷して、誰が得をするのか?
冷静に考えると、
当事者以外は何も得ていません。
むしろ、社会全体の空気は重くなります。
浮気は「異常」なのか|人間の本能という視点
人間には、
子孫繁栄のために複数の相手に惹かれる本能があると
生物学的には考えられています。
これは「推奨」ではなく、
事実としての性質です。
それにもかかわらず、
同じ相手と何十年も
恋愛感情を保ち続けることが
「当然」「正しい」とされます。
ここに無理が生じます。
本能と制度の間にギャップがあるからこそ、
罪悪感や抑圧、そして歪みが生まれるのです。
不倫を正当化する話ではありません。
ただ、「異常」「病気」と切り捨てるだけでは、
人間の本質を見誤る可能性がある、
という視点です。
結婚制度と不倫叩きが生む「生きづらさ」
結婚制度と不倫バッシングが強化されるほど、
人は自分の感情を抑え込むようになります。
「こんな気持ちを持つ自分はおかしい」
「誰にも言えない」
そうやって一人で悩みすぎてしまう。
口癖が暗い言葉ばかりになり、
人間関係にも疲れていきます。
これは個人の弱さではなく、
構造的な問題です。
まとめ|別の見方を持つだけで心は軽くなる
ここまで読んで、
「不思議に思いませんか?」
「なんで世の中って、こうなっているんだろう」
そう感じたなら、それは健全な疑問です。
結婚制度も、不倫叩きも、
すべてが悪という話ではありません。
ただ、それらが
社会を回すための装置でもある
という視点を持つことで、
物の見方は大きく変わります。
白か黒かで判断しない。
善悪だけで語らない。
そうすることで、
生き方はもっと楽に、軽くなります。
参考書籍


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